タロットは友達

Wish to stand by the fragile, at all times.

距離ある関係

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水瓶の時代。

その幕開け、コロナウィルス。

この出来事は私たちに自立、自律を促している。

それはまさに水瓶座の象意。

ひとりひとりが自立することを求められる世界。自立した上で助け合う世界。


今までは多分、集団に属していれば、そこに依存できた部分も大きかった。

でも今はいろんな所で自分の面倒は自分でみなくちゃいけない、そういう場面が増えている。

国同士もそう。

世界では今まで大国に頼っていた、情勢の混乱した第三国の統治、日本では今まで全面的責任を負ってきたた我が国のお上。

世界では、まず自国を自立させることが最も必要なことになり、また日本でも今までの、何でも国に責任を委ねたり面倒を見てもらう感覚を脱し、地方自治体も各自責任持って住民を守ることが必要とされるようになった。


それからまた個人同士にもその流れは確実にあって。今までは現実的にも精神的にも相手に依存する、また相手も自分に依存する、という感覚が当然になりがちだったパートナーシップが、お互いまず自立できてから共に生きよう、に変わってきている。

水瓶とスクエアの蠍の人たちにとって、この他者との距離感、隔絶感、依存ではなく自立、こういう要素が増えてくるのは結構しんどい。

蠍のもっと近づきたいし、守るから守られたいし、壁は無くしたいし。そういう欲求がこれからの時代には満たされにくいのかもしれない。

隔絶感、水瓶のドライ感。


ただその先には、依存し合う一体感は無くなったとしても、本当の意味でユニバーサルな平和があるはずで。

ひとりひとりが他の価値を認め、でもあなたと私は別の人間で。他の幸せと共に自分も幸せになる、そういう平等な世界が待っているはずなんだと思う。

今はその始まり。始まりは劇的で混乱を伴う、産みの苦しみ。