タロットは友達

Wish to stand by the fragile, at all times.

逆さから見たら…

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今日は日常生活の中で、ふと気づいた真理について。


お風呂上がり、ドライヤーで髪を乾かすと、髪の長い私の場合、必要以上に床に落ちた髪が目立つ…

なので毎回、ハンディタイプの掃除機で床をさらっていくのですが。

一方から掃除機をかけて行き、そこから振り返ってまた元の場所を見ると、何故か先ほどムラなく掃除機をかけたはずの床に、まだ数本髪が落ちているのです。

わりと細かいとこは細かいたちで、だから最初にかけるときは、かなり几帳面に全面をきれいに吸い取って髪が落ちていないのを確認していくのですが。

それなのに毎回、戻る時に数本残っていたりして、え?って思ってしまうのです。


最初にそれに気づいた時に、物事は一方向からでは、全部見えないってことだな、と思ったのです。


ある側からしたら正しいやり方でクリアしたとしても、別の方向から見たらまだ何やら問題は残っていて。

ずっと同じ視点に居たら気付かないでずっと残っていく物があるのかもしれません。


タロットでは、私は正位置、逆位置を見ますが、正位置の状態の自分が見られることと、逆位置の自分が見られることには違いがあって、そのどちらの立ち位置から見る世界も、内的な曼陀羅を体験するのに実は必要なのかもしれないな、と思うのです。


いい時に体験したこと、悪い時に体験したこと、それらは全て混ざり合い渦となって自分というものを作り上げていくのでしょう。