やはり明るいほうへ
人間は、知性を育ててきた。
知性は育つほどに複雑になり、時に本来人間の持つ生の感覚や感情、喜びみたいなものをそのまま素直に感じ取ることを妨げることすらしてきた。
人は本来、太陽が照って、雨が降って、作物が実って、お腹を満たして、家族が無事一日を生きて、それを素直に嬉しいと思い、喜んでいたはず。
最近思う。
私はポジティブシンキングとかいう言葉はあんまり好きじゃない。
それは無理にやる感じがするから。
ただ自然に今を喜べる、それが一番だと思う。
自分の生まれた時のホロスコープを見て、宿命、運命、傾向、いろんなものがあって。中にはまるで十字架のように捉えられているアスペクトもある。
でも。どんな人のホロスコープを読む時も否定的、悲哀、絶望、そういうインプットを人に与えてはいけないと思った。
人はインプットされたことを心の奥底に植え付けてしまうもの。
だからこそ、そこには暗いものじゃなく明るいものを植えたい。
そうしたらいつかその人の心の奥底で明るく花が咲く。
みんな自分の心に明るい花を植えてほしい。
だから私は、そういう種を撒いて行こう。そういう種類の言葉を伝えよう。
嘘を言うのでも、無理に上げるのでもない。ただあるがままのあなたにできることを探してみようと伝えるだけ。
小さい種も結構きれいな花を咲かせるかもしれない。