愛が欲しいんだね
今日の帰り、駅の階段に居た、塾帰りの2人の小学生の男の子。
1人がもう1人の子の何かを取って逃げようとする。
取られた子は、「やめろよ、おい、いい加減にしろよ!」と追いかける。
取られた子は疲れてるのか、本当に面倒くさそうに、でも返してくれないから追いかける。
取った子は、嬉しそうに逃げる。
それを見て感じた。あの子は愛が欲しいのかな、と。
自分がちょっかい出せば相手にしてもらえる。追いかけてもらえる。
相手からの働きかけ、それはある意味受け取る側からしたら愛の一種なのかもしれない。
相手から話しかけてもらう、追いかけてもらう、そういうことが。
不器用に表現される欲求。
人は受け取りたいのです。何かしら愛みたいなものを。
そしていつも自分の価値を確かめたいのですね。
本当はただ存在してるだけで十分価値があるんだけど。