副業 (何かやるから気付くんだ)
2年前、ちょうどこの頃だった。
何かが私を動かしていた。今思えば。
もう15年以上、同じ会社に勤め、子供も大学生になったあたり。
そうだ、副業やってみよう。
というか、何かやってみたい。と。
稼ぎたいとかはなく、動機はただ何かやりたい、だった。
ボランティア、というのもよぎったけれど、子供にまだまだお金かかる時期、ゆとりは無いから、どうせならやりたいことでお金もらうのはいいかも。と思い。
それで、今あちこちにある、個別指導の塾に応募した。
最初に採用されたところでは、なんか体育会系で、授業日当日にいきなり教科とか生徒とか知らされて、準備もろくにできないようなとこで…
まぁ、周りを見渡せば某TK大学というような大学生がバイトしてたりしたから、そういう人たちなら、当日即対応でやってこれたんだろうけど…
私ここ嫌だ、無理だ。と思い、短期間で辞めることとなった。
だって私は、作業したかったんじゃない。関わりたかったのだから。
そのような挫折がありながら、何故か珍しくまだまだそのやりたい思いに執着していた私は、その後も別の塾に応募して、3社目で今の副業先に出会うこととなる。
正直ここは、ほんとに職場環境が素晴らしく、私も自分が子供通わせるならこんなとこがいいな、と思えるようなとこ。
それは一重に塾長の人間性と手腕の成す業だと思うのだけどね。
ここで私は様々な素晴らしい出会いをしてきた。
英語が苦手な中学生、高校生、男の子、女の子、時々小学生。
みんなほんとにきれいでキラキラしてるんだと知った。
子供ってほんとにまっすぐで美しい。なんか中身が透き通った水みたいな。
個別指導だから、2人だけの世界で、わりと素を出してくれるから余計それを感じられたのかもしれないけど。
昨年は本業の他に週3日の副業で、生活にゆとりがなくなり過ぎたので、今は少しセーブ。
でも、全く違う場所で何かすることがこんなに多くの気づきをもたらすとは思わなかった。
人生一回でも、いくつかの仕事をできちゃうこのご時世って、ある意味ラッキーなのかも。
今後私的には占い方面でもいろいろ体験してみたいな、と思う今日この頃。