タロットは友達

Wish to stand by the fragile, at all times.

卜術の大切さについて考えてみた

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最近、ふと思ったこと。


卜術 (易、タロットなどなど)って今の時代にこそ必要な占いじゃないだろうか。


人はなぜ悩むのか、苦しむのか、その多くは将来への不安、悲観ではないか。

未開の人たちには明日、明後日、その次、くらいしか未来の概念が無いという話を聞いたことがある。


明日の食べ物を得ることが出来るか、人間は元々そのくらい近い未来しか考えなかったはずだ。


人間社会は、より長く、先の未来を予測することで発展してきた。それと引き換えに、遠い未来、将来への大きな不安を持つようになったわけだ。


基本、人間は近いことだけ見てる方が楽。遠い将来を見る程、無力感や孤独感、不安感が押し寄せてくる。


そんな中、"今"を切り取る卜術の占いは、救いとなるのではないか。

運命という長いスパンからとりあえず切り離して開放され、今とこれから少し先、を占うタロットは今の時代にフィットした占い、とも言えるかもしれない。