占いって
占いをしてほしいのってどういう時だろう。
迷ったとき、自分の頭でいくら考えても答えが出ないとき、何か変えたいとき。
そんなとき、占いをしなくても例えば誰かに相談して、何か得られればいい。
でも、人ってそれほど人を信じてはいないのか、それとも相談して人からもらえる答えでは役に立たないと感じるのか、人より高次のものからの声を求めるのだろう。
タロットはまさにそんな声であり。だけどその声は占う人によってある意味翻訳されるわけで。
周りの状況、文脈から、流れに合ったストーリーを伝えることが必要になる。
その時には、やはり占う人本人の人生経験や、価値観、世界を見る目、などを総動員する。
だから占い師本人が、そういう人生の経験、世の中の多様性への寛容さ、などを持つことが大切になるのだな、と改めて思う。