タロットは友達

Wish to stand by the fragile, at all times.

ありがとうの数で測れること

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最近良く思う。

私、ありがとう、ってよく言うようになったな…って。

自分で実感できるほどということはかなりありがとうを発する機会が増えたんだろうなと思うわけで。


そして、この言葉がたくさん自然に出るときは、たぶんいろんなことが大丈夫なときなのかなと思った。


悲しいかな、1番近くに居ながらその言葉が一切交わされない関係もあるわけで…


だから、ありがとう、は幸せの測りなんじゃないだろうか、と思った。


そしてまた、ありがとうは、"有り難し"、つまりなかなか無い、ということだから、今このことがあるのは当たり前でないことを実感しているということ。


10年前の私より、今の私の方が圧倒的にその有り難さ、というものを分かっているんだな。

当たり前でなく、素晴らしく尊いものだと気づける。

同じ物事が、測りが変われば重く変わる。


その有り難さに気づくのに、ある程度の土星(忍耐、我慢、しんどいけど頑張る)の経験が必要不可欠だったんだな、ということも分かった。


それを超えてこそ行ける場所がある。


突然こぼれ落ちるもの

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タロットカードで、ウエイト版だとTOWER(塔)は、突然の出来事、ハプニング、事故、などなど、絵柄からしてもどちらかというと一見ネガティブ方向の思いも寄らぬ出来事。


でも、そんな怖いイメージだけではない。


以前私にタロットを出会わせてくれた友人から聞いた話。

彼女は、次の動きのために、今の職場をいつか辞めることを考えていた。

でも時期が決まっていた訳ではなく。だから周囲の人の準備が整ってから、という思いで自分も未練がありながら、少しダラダラとタイミングを見計らいながら過ごしていたそう。

その頃に展開したカードが、塔。

その後、自分が意図したよりずっと早く、周りの方々が後任になる適任者を見つけてきたりして。急にバタバタと事が動き出したそう。

そして押し出されるように、彼女は次のステージへと進まざるを得なくなった。


こんな風に、塔、は天王星、自身のためになる状況に持っていくために、突然の変化をもたらす。

その出来事は後で必ず自分のためだったと気づける。ただ事が起こる時は少なからずショックだし、良かった塔気づけるまでに時間がだいぶかかることも。


私も先日、塔のカードを引いて、その直後にかなりショックなことが起こった体験をした。

その出来事自体はショックで自信を失いそうになるようなことではあったけど、少し経ってから、あれは私は自分の力の足りなさに自分が気づけるようにしてくれた出来事だったんだな、と分かった。

その頃私は、確かに何となく自分の力を過信して、それ以上に勉強や、努力をしようという気持ちも薄れていて。

そこに来て、あの出来事。


謙虚になって、自分の力無さを知ることで初めて次へ進めるのだな、と気付かされた。


人を教えるためには、慢心してはいけない。いつも一生懸命に自分をも高めなければ。教えることは人に大きな影響を与えること。それを忘れちゃいけない。


結婚における相性

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タロット繋がりで占星術に興味を持ち、今は基礎知識みたいな部分はなんとなくあるくらいの状態。

そんな私が、もしかしてこういうこともあるかもな…と思ったことのひとつが、結婚の相性における"地"の要素の役割。


個人の生まれた時に、10個の天体があった場所(星座)を見て、その人の火、地、風、水、の4元素を見る。


最近相性ということに対していろいろな思いがあって。

恋愛的な相性というのは、ホロスコープなどでかなり分かりやすく、いい悪いが分かりそうに思うのだけれど。

結婚という話になると、そう単純ではなさそう、と思う。

結婚の相性で重視されるのが、女性の月星座だったりするけど。


それと別に私が感じてること。

それは結婚に"地"の要素が大事なポイントとなってるのではないかということ。

あくまで、同居して生活する、という一般的な結婚という形において、ということだけど。


結婚は時が経てば生活そのものになる。生活とは日常の家事を体を使って"やる"

ことであり、

"考え"(風)たり"思っ"(火)たり"思いやる"(水)

そういうエアではなく、実際に物質世界に働きかけて、物事の形を変える"地"が重要になるから。


少しは"地"の気配のある2人の方が、結婚には向いているんだろうな、と思う、地の無い私…

カードの語り口

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一昨日の私は完全に取り乱していた。


そんな状況でカードを切ることになったというのも変な感じではあったのだけど。


でも、ただカードの声を聞きたかった。

私が今どうであるのか。

ただ感情が溢れてきそうで、自分で考えたりする心の余裕もなくて。だからかな。


そして引いた一枚がこれ。


自分の生の激しい感情、噴き出してしまいそうな情動、それを一生懸命抑えようとしてる。こんなとこで怒りや悲しみをぶちまけることはできないし…という環境の中。


その時、カードはこう言っていた。

「頑張ってるんだね、泣きそうな思いも噴き出しそうな生の感情も、頭で抑えてるんだね、一生懸命…」


その声を聞いた途端、もうとめどなく溢れ出す涙。


そうか、泣けば良かったんだ。

素直に。


タロットはこんな風に語りかけてくれることもあるんだ。と暖かい気持ちを受け取った体験だった。





今が良くても悪くても。

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以前に学生時代の同級生たちと友人宅に集まったとき、カードを持って行っていたので、「占いたい人いる〜?」って誘ったら、やって欲しいって子が居て、今後の仕事、転職などについて占った。

結果になるほど〜、と思ってくれたようだし、本当の彼女自分の思いにも気づいたようで。やっぱりタロットってすごいな、と思っていた。


その場に居た別の子が、「私は占いたくないなぁ。だって悪いのが出たら本当にそうなっちゃいそうだもん。確かユングが、意識したことが実際起こる的なことを言ってた気がする…」と。


確かに確かに。

意識あって、未来が変わり得る。

この順番は間違いないと思われる。


ただタロットで表された状況が、何か問題をあぶり出してくれたり、悪いように見えるスプレッドを見て自分が何か意識した時、間違いなく未来は変わっていくと思う。


以前にも書いた気がするけど、占うことで結果が変わって行ったりする、と先生にも教わった。

なぜ未来が変わるのか。

それは意識し、姿勢を変え、行動したから。


私が実際自分で体験しているからよくわかる。あの時、あの状況の中での自分にはあの展開。

あまり明るい未来は見えなかった。

でもそれからいろいろなことが起きて、多分今は全く違う状況に。


怖がることはなく、タロットが教えてくれる今の私を日々内観して、問いかけ続ければいい。

タロットはその時確かに、川のように流れて繋がっていく自分の人生の一瞬を捉えて未来へ繋げてくれている。

広げすぎたもの

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最近ふと気付いた。

気づくのが遅すぎたのかもしれないけど…


去年から今年最近にかけて、ほんとにいろんなことをやってきたな。と。

私の中でその全てのスタートがタロットとの出会いだったな、と思うんだけれど。


二足のわらじならぬ、三足?くらいにしたい気持ちだけはどんどん広がって、何とか並行して、気持ちだけで進んできたけど、やっぱり現状の生活で出来る範囲でというのはある程度限られていて。


そこに来て、新たに自分のプライベートに大切な要素ができた。

とても嬉しいことだけど、トータルして、現実的にもう私のキャパは超えた…

ここに来てさすがに気付いた…

しっかり本当にやりたいことを整理して、そしてそれをきちんと継続してみよう。


焦らずに落ち着いて、まずゆっくり整理してみよう。そして大切なもののために生きる準備をしよう。


射手座の木星山羊座に移る気配をもう感じているのかな…


ところでタロットは、もはやわらじではなく、私の体の一部みたいに自然な存在になっていた。気づけば。

期待と違う結果を伝えるとき

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先日、何度か占わせて頂いたことがある方からの依頼で、タロットカードを切りました。


恋愛関係のご相談。その方の恋愛関係を占ったのは初めてでした。

結果として、その方の想い、期待と違う結果になってしまい、でもそれはそれとしてきちんと、お伝えしました。


今まで、ご家族内のことで何度か占わせて頂いたときには、その後の話なども合わせて良い方向に行ったとフィードバック頂けて、こちらも安心していたのですが。

でも、今回はやはり結果を聞いた残念さというものが勝って、がっかりされた雰囲気が直に伝わってきました。


自分の身になってみると、やはり占いをしてもらう時というのは、

①自分が本当に迷っていること

②結果どちらに転んでもどうにか対処できる自分であると思える内容

③そして、知らないよりは知る方が確実に楽になること。

この3つくらいをクリアしたときのほうがいい気がします。


なんて自分勝手、と思うのですが、私はやはり自分の進みたい道がはっきりしているとき、そうなりたいと信じることが自分の中で揺るがないときは、占いはしません。


占いの使い方は自由です。


ただタロットはいつもその時の本当を伝えてくれる。それだけは確か。

だからこそ、自分で決めたいとき、信じたいときはひとりで決めればいい。

でも時にどうしたらいいか分からなくて誰かに聞いてみたくなる時、その時はいつでも聞いたらいい。

タロットという本当に信頼できる友達に。