タロットは友達

Wish to stand by the fragile, at all times.

旅する心

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久々に小説本を買った。最近ことに実学(占い方面の)に偏った読書が多かったので久しぶり。

村上春樹の「騎士団長殺し」。


村上春樹の小説を読むのは旅するのに似ている。

何かを諦めた人や深く傷ついた人の、ただ何気ない普通の生活に、いつの間にかどこか別の世界への扉が開いていて。旅をし、最後に元の自分に戻ってきたと思いきや、旅する前の自分とは、何かが変わっているという。

読者も心の旅をして、カタルシスを感じているはずだ。


今、まだ読み始めたばかり。

タロットでいえば旅の始まり。まだ何も考えてない、自由な愚者の感じ。

楽しみです。