サナギへ、そして脱皮へ
みんな最初は動き回ってみる。
たくさん動いて食べて寝て。
でもある時気づくんだ。
このままでは居られないんだと。
成長しなくちゃいけない。
どうしたら先に進める?
立ち止まって考えて考えて、それでもどうしていいか分からずに途方に暮れて。
どうやら動くばかりではこの先に進めないんだと気づく。
そうか、今は動くのをやめて、ここに止まってじーっとしてみよう。それしかできないし。
そしてサナギになる。
暗く狭い場所で、時が来るまでじっと耐える。
断ち切らなければならないと分かりながら断ち切れない執着。
学校に行きたいのに行けない不登校。
外に出たいのに出られない引きこもり。
もがけばもがくほど沼に引き込まれていく。
だから今は静かに待とう。
ただ世界の流れに任せて。
時は必ず来る。
その流れに乗ればいい。
タロットで言う、運命の輪が回り出す時に。
ネット時代の占いについて思うこと
最近、ネット上で手軽に有名占い師の方に占ってもらうことができる。
占星術などでは、生年月日、誕生時刻を入力したら、まぁほんとに本格的なフィードバックが返ってくるようになっている。
ひと昔前、特殊技能であって、ある特定の人に会わなければ成し遂げられなかったことがいとも簡単に誰でも達成できる。
そういう意味で、データベース化できる種類の占いは、かなり対面鑑定の需要が減ってしまうのかもしれない。
そんな中でもやはり対面で占いをしてもらいたい、と思う人が何を求めているのか、そういうことを大切にしていけたらいいな、と思った。
補足だが、タロット占いに関しては、私はやっぱり誰か実際に人がカードを切ることでシンクロニシティが生起する、という気がしている。
だからこれからAIが進化しても、タロットはやっぱり本当に物質世界と精神世界を結ぶ不思議な存在であり続けるんじゃないかと思う。
おみくじ
ずいぶん前に、おみくじ引くのってなんか怖いな…って思ってから、ずっと引いてなかった。
でもタロットをやるようになって、おみくじも楽しそう。と思えるようになったみたいで。
昨日引いたら、大吉!
そういえば昔から結構大吉を引いてるなぁ、と過去を思い出し。
そうか、私がおみくじを引こうと思えるような時は大吉を引くような時なんだ、と逆の発想に至った。
運のいい人にはどんどん運が向いてくる、とか、なんかそういうことってやっぱり本当かもしれないな、と思えた出来事だった。
自分に無いもの、欲しいですか?
昨夜のワンオラクル、ペンタクルのエース。
ワンオラクルの引き方で最近やってるのはシャッフルして少し広げて、その状態から一枚引く形。これ結構ワクワク感。
自分にとって、ペンタクル、つまり現実生活に密着した物事、それらを大切さにする心持ち、そのために行動する、というのは圧倒的に足りない要素。
タロットには、ワンド(意志).カップ(感情)ペンタクル(現実)ソード(理性、知性)、カッコ内は大雑把なイメージですが、これら4要素がある。
友人宅で初めてタロットカードを引いてもらったとき、それからその後もソードの多い展開が多かった。
やはり頭で考えてしまいがち。理論が先に来て、現実がむしろないがしろになる、今思えばそんな傾向。
そんな私が一番欲しいと思ってきたのが、やはりペンタクルの要素。
自分に一番無いものって一番欲しいするものじゃない?
これから少し現実と自分の持ってる精神性、理性を融合していけるかな、と感じたカードだった。